こんにちは気まぐれaraです🎮
暑い日々が続く中、家事育児に仕事、おつかれさまです🌞
皆さん『ワンダープロジェクトJ機械の少年ピーノ』というゲームは知っていますか?
1994年にエニックスから発売された、ちょっと変わったコミュニケーションアドベンチャーゲームです。
当時はCMの「ワンダープロジェクト♪」を繰り返すメロディーと少年が画像の中にいるキャラクターとキャッチボールをしているのが印象的で、子どもながらに心をつかまれました。
価格も高めだったようで調べて見ると¥11,800+税と小学生には手が届かない価格でした。
当時はソフトが1万前後していましたが、近くのシーガルで中古で購入した思い出があります。
今でもわすれられない、特別な一本。今回はその魅力をふりかえりながらご紹介します。

思い出のゲームで大好きでした!
ただこのゲームをプレイしたことのある人と出会ったことがないです💦
ストーリーと世界観
舞台は「コロル島」
この島はかつて戦争で荒廃しましたが、「ギジン」と呼ばれる機械人間たちの力もあり復興を果たしました。
しかし復興後は人間たちの心が変化し、ギジンたちは差別され迫害されるようになってい行きました。
そんな中ギジンの生みの親であるジェペット博士は、人間とギジンの懸け橋となる存在として、人間そっくりに学び成長するギジン「ピーノ」を作り出します。
しかし、博士は起動前に無実の罪で投獄されてしまいます。
残された妖精型ロボット「ティンカー」と、目覚めたばかりの少年型ギジン「ピーノ」。プレイヤーは2人と力を合わせて博士を救う旅にでるのです。
物語の中では、ギジンを敵視するひとや救おうとする人間、迫害される中でも楽しそうに生活するギジンなど、様々な人やギジンと出会い過ごしながら、ピーノが成長していく姿をみることができます。
ゲームシステムの特徴
このゲームの大きな特徴は「育成方法」です。
- プレイヤーはティンカーを操作して、ピーノに指示をしていく。
- 行動に対して「○」で褒めて「✖」で叱る事で正しい行動を学ばせます。
- 覚えた内容を忘れさせたい時はハンマーで記憶をリセット!
- ピーノはアイテムや物体を前にランダムにいろいろな行動をするので、その中から正解を教え込む必要がある。
またイベントの最中は一切指示が出せません。それまで覚えさせたことをピーノが本番でちゃんとできるかどうかを見守るしかないののです。これがまるで子供の発表会を見ている親のようなドキドキ感で、とても印象に残っています(笑)
さらに、教え方次第でピーノは「攻撃的」「知的」「感受性豊か」「芸術的」など個性が変化していき、覚え方や行動にも違った表情をみせてくれるので本当に飽きずに触れ合うことができました。
当時の私は、ピーノをまるで弟のようにかわいい存在に感じていました。
プレイして感じていた魅力
- ピーノに物事を教え込む苦労と、できるようになった時の喜び
- 行動のひとうひとうがかわいらしく、見ていて癒される
- 子どもながらに「AIで学習するキャラクター」という新鮮な体験に心が躍った
- いろいろな人と出会いやり取りをする事で成長していく様子がうれしい
時間を忘れて遊んでいたのはピーノの成長を見守るのが楽しかったから。今考えると、この作品はAI的なシステムに初めて出会ったゲームだったのだと思います。
続編とその後
この作品には続編『ワンダープロジェクトJ2』がNintendo64で発売されています。
主人公は女の子にかわり、より進化したシステムが導入されましたが、当時64本体を持っていなかった事もあり、残念ながらプレイできませんでした。
スーパーファミコン版以降、リメイクや移植は聞いたことがなく、昔プレイしたファンとしてはいつかリメイクしてほしいと願っています。
最近では、俳優の風間俊介さんが番組「有吉ぃぃeeeee!」の中でゲーム遍歴としてタイトルが挙がっていてとても嬉しくなりました。さらに実況プレイを見返してみると、子どもの頃にはあまり理解できていなかった人種差別や人間関係の複雑さといった点も描かれており、大人になった今だからこそ改めて感動しふたたびプレイをしたいなと思いました。
まとめ
『ワンダープロジェクトJ機械の少年ピーノ』は、ただの育成ゲームではなく、人と機械、差別や共生といったテーマを子どもでも自然と感じられる作品でした。
ピーノを育てて一緒にさまざまな出会いや冒険の旅は忘れられない体験で、この感覚はその後のゲームで味わうことはなかったです。
スーファミの隠れた名作として今でも心に残っています。
リメイクや移植を期待しつつ、思い出にふけってみました。
(switchのClassicに参加してくれたらうれしいなぁ)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
まだまだ暑い中体調には気を付けてください🌞
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